☆生命の援助としてのモンテッソーリ教育
子どもには、自分自身を育んでいく生命の力が潜んでいます。
子どもに潜んでいる自ら良い方向へ伸びていこうとする生命の力を、子どもが最大限に発揮でき、いきいきと生きるように、大人は、子どもの内面に眼を向け、環境を整え、その生命に援助しなければならないと、モンテソーリは説いています。 |
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（敏感期）
幼児期の子どもは人間としてのさまざまな能力を獲得するために環境中から、自分の発達に必要な要素を吸収して自己を形成していきます。そのために、一時期内面からの特別強い感受性が現れます。モンテッソーリは、この時期のことを「決定的な時期」または「敏感期」と言っています。
例えば、子どもが言葉を話せるようになるのも、これは訓練ではなく、この一定の時期にもつ特有な感受性「敏感期」によって、環境から言語を吸収するからです。
この時期には、大きな学習が、容易にでき、この時期に獲得したものは、人間の生涯にわたっての力となっていくのです。しかし、この敏感性は、時期を過ぎると消えてしまいます。私達大人の役割は、子どもの「敏感期」をよく観察し、この大切な時期を逃さないように、適切な援助をすることです。
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（環境の役割）
せっかく備わっっている潜在的な力も、適切な環境が無いと充分に発揮することができません。モンテッソーリは、環境の重要性を説き、子どもの発達を促す教育環境を私たちに示されました。
モンテッソーリの示された環境とは、平和で落ち着きがあり、守られているという温かい雰囲気があり、子どもが自由に探検していくことができる知的な愛に導かれた環境です。
環境に、子どもの内的な要求に応える教材があると、子どもは、興味を表し、繰り返しの姿がみられます。そして深い集中へと導かれていきます。
この集中こそが、子どもの発達を促すために重要なことなのです。
私達大人の役割は、子どもが、潜在能力を発揮できる環境を整え、充分に活動できるように助けることなのです。
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クラッセ デイ バンビーニでは、
このモンテッソーリの教育原理に基づいて、発達に合った環境を整え、お子様方をお迎えしています。子どもが心身ともに健康な状態で、いきいきと生きるように、そして、意欲や向上心、自発性、集中力、探究心、知力、思いやりの気持ち、といった子どもの内にある可能性に、花開いていきますようにお手伝いをしております。
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